〒319-1411 茨城県日立市川尻町 6-44-30
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ディスポーザ内に熱湯を注ぐことは 厳禁です。100℃に沸騰したやかんのお湯、麺をゆでた後、熱~い沸騰したゆで汁を そのまま排水口に捨てていませんか!? 無意識でやっていることが、本体内部の熱変形や腐食→漏水の原因となり、寿命を短くしていることが観察されています。 水道の水を出しながら、お湯を冷まして ぬるま湯にしてから流す。 ![]() 水を溜めた「桶」に、熱湯を注いでオーバーフローさせても 温度は下げられますね。(食洗機からの排水は 熱湯ではないので 気にする必要はありません) 熱湯の直接投入は、禁止。 |
料理に 茹でる は付き物。ラーメン、パスタ、そば、うどんにレトルト食品の調理に 沸騰したお湯は必要…。シンクにそのまま流して、ボコッと(ステンレスが熱膨張する)音が発生する!?
問題は、その先につづく 塩化ビニール管(通称:塩ビ管)に及ぼす悪影響。
塩ビ管は 一般に腐食・サビに強く・薬品による耐性があるため、よく使われている。肉厚のVP管、肉薄のVU管があります。
問題は 塩ビ管の接続部。専用の「塩ビ接着剤」を使用。この接着剤を塗布することによって、接続する両方の塩ビを溶かして密着させる。
一般的にグレーの配管で 耐熱性 60℃。この温度を過ぎた、熱湯をかけ過ぎると、パイプが変形し破損→水漏れがおきる。接続箇所が 外れる(すっぽ抜ける) こともある。
耐熱のHT管(通常の塩ビに 耐熱樹脂を混合したもの)でも 耐熱温度は90度。
したがって 配管の汚れ除去に、熱湯をかけるのは おやめください。100℃の熱湯は 耐えられない温度なのです。
まして 塩ビの〝蛇腹ホース〟に熱湯を注ぐのはもってのほかです。
ディスポーザ本体を外した時のシンク排水口。水漏れの原因は〝3か所〟小さなサビ穴 |
■ サビに強い金属、「ステンレス」についてのお話 ■ ステンレスが腐食に強いのは、表面に「独特の保護皮膜」が形成されるためで、この皮膜が 空気中の酸素が触れている間は 優れた耐食性を発揮する金属だ。しかし一旦、ステンレスに 汚れ が付着すると、酸素との接触が妨げられ〝錆〟が発生することがある。 ステンレスは「錆びない」のではなく、むしろ「錆びにくい」金属なのだ。 錆が発生する原因とは?「塩素系の漂白剤でクリーニング」したとき、塩素系漂白剤がステンレス部品に付着したような場合・海岸沿いなどの住環境で 塩分が付着した場合なども、ステンレスに「もらい錆」が発生することがある。 「もらい錆」とは、ステンレス表面に付着した 微細な鉄粉が錆びて こびりつく現象で、あたかもステンレス自身が錆びたように見えることがある。 サビは台所用クレンザー、市販の ステンレスみがき剤などで落とす。上記のシンク排水口は、3カ所のサビ穴から漏水していた。ステンレス自身が腐食していたのだ。穴は、防蝕剤を塗布してアルミテープで覆い 補修した↑。以後は中性洗剤や重曹を活用し、錆の進行を防ぐしか方法はない。 |
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![]() 〝放置厳禁。数分で洗い流しましょう〟 シンクにフタをして、ぬるま湯をシンクに溜めて、 重曹(だいたい4~5杯)をかき混ぜて溶かします。 ディスポーザーのスイッチを入れて、一気に排水。 重層水が内部の隅々まで 汚れをきれいに除去。 旅行に行かれる際(長期間 家を空ける時)は、配管に大量の〝重 曹〟を流し込んでおくと、帰ってきた時 あの独特のキッチンから漂ってくる匂いを抑えることができます。 ディスポーザ内部の洗浄に、塩素系の漂白剤をかけたり、パイプスルー(強アルカリ剤)を流し込んだら、スグに洗い流しましょう。数日間放置しないでください。 パイプスルーなどの溶剤は、ホントに配管が詰まってしまったときに溶かす溶剤であり、予防で流すものではありません。定期的に流すと、ゴムや金属の劣化(サビ)、ステンレスシンクまで穴があき、漏水の原因となりますから、詰まったとき以外は基本使用しないでください。 ![]() ![]() 医療現場では、消毒用に 〝次亜塩素酸 漂白剤〟をご使用になられる機会が多いと思います。 〝漂白剤〟をキッチンで使うときの注意点 とは? ![]() |
自分でできるシュッポン清掃とは? |
取付工事中などで、留守電になることがございます。
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