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執筆者の写真Shinya HASEGAWA

生ゴミを 電気・ガスに変える バイオマス発電

更新日:2023年5月23日

分別された生ゴミは、メタン発酵の工程へ。発電では2基のガスエンジン発電機が用いられる。1基の最大出力は560kwで、電力の半分を工場内の設備に、残りを東京電力へ売電。




予想を上回るメタンガスが生成された


 ガスエンジンがフル発電。急きょ都市ガス精製設備を追加し東京ガスとも連携している。

生ゴミ由来のバイオガスの主成分は、メタン60%、CO240%のため、CO2を除去してメタン濃度を100% 近くまで引き上げ、さらにLPGを少量加えて熱カロリーを上げて東京ガスの配管に供給できている。


CO2削減に 環境に貢献

 城南島工場の 発電電力量は 4万kWh/日(4000世帯相当) 都市ガス供給量は 2000世帯相当。CO2削減効果7080トン/年(東京ドーム197個分に相当する面積の森林が吸収する量)に相当する。


バイオマスによるリサイクル処理の普及


 発生するメタンガス エネルギーの再利用こそ地球環境を守る、究極のエコです。こうした取り組みが今後さらに広がり、家庭から排出される生ごみを対象とするプロジェクトの検討にも入っており、今後ディスポーザーの本格普及へとつながっていくことが期待されています! ディスポーザーの生ゴミを適正に処理できれば、環境に負担をかけるどころか地球環境を守り、地球温暖化の原因とされる 二酸化炭素排出 削減へ と結びつくのです。


You can save the Earth. 地球環境を守ろう


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